10/20~23で開催された「Pasha Style認定作品展vol.6」ですが、無事に閉幕しました。
結果は
・総合3位
・EIZO賞
・ハクバ賞
・オーディション賞2位
でした。
今回はグランプリは取れませんでしたが、もともと賞のためにやったりとかでもないので、頂いた結果で大満足です。でももっと上に行きます。
作品や作品解説は以下に記載します。
【作品解説】
■ 概要
Model : 小人村みゆさん
Body canon EOS 5D markⅣ
LENS SIGMA 50mm F1.4 art
■ コンセプト・イメージなど
「ずっと観てられる」「部屋に飾っても飽きない」がモットーです。
そして、テーマは「対比」です。
(図録にタイトルはありましたが、これは展示のタイトルではないので、展示のタイトルは今回は なし で。)
また、今回は作品オンリーではなく、そのギャラリーの特性や空間を生かす、をテーマにしてます。
目線が合うものは、入れてません。
実際にやると分かりますが、リビングに、ずっとこちらを向いている写真を貼ると、嫌になる時があります。
好きなアイドルなどでも、辛くなる時があります。何故なら、こちらの気分など関係なしに、ずっと見られてる感が出るからです。
■ 対比の要素
・vol.5の時の1枚勝負、激しめの作品との対比。落ち着きがある、2枚組
・図録と、展示の作品の向きが逆向き
・生と死の対比
・薔薇の向きが左・右
・立ち姿勢と、座り姿勢(= 立ってるモデルさんと、椅子)
・過去と未来の対比表現
モデルさんがいる・いない
生花と、ドライフラワー
作品2つと、台座にあるドライフラワー
・左 → 右と、右 → 左で見ると、意味が変わる。ネガティブか、ポジティブか。(文章については後程別途記載)
■ 文章について
右 → 左で読むと、ポジティブになります。
わたしはただ、悲しみに暮れる
あの人が好きだった椅子に、残された薔薇
突然、あの人はいなくなった
わたしは、その言葉を信じない
今こそ自分を信じる時
人生の転機は、訪れる
左 → 右で読むと、ネガティブになります。
人生の転機は、訪れる
今こそ自分を信じる時
わたしは、その言葉を信じない
突然、あの人はいなくなった
あの人が好きだった椅子に、残された薔薇
わたしはただ、悲しみに暮れる
作品自体も、その方向で見ると、人がいない → いる、いる → いないで、ポジティブとネガティブの対比になっている、という構成です。
■ その他要素
・vol. “6” なので、センターの文章は、 “6” 行構成。
・椅子の背もたれの木の本数が “6”
・作品2つ、花1輪、花瓶1つ、花瓶の台1つ、センターの文章のパネル1つ、の合計 “6” つの要素からなる展示
■ 展示位置・展示方法など
図のように、左右対称を大切に。
ルデコの空間を生かすように白を基調に。
幅の距離などに意味はなし。
搬入日当日、実際に展示をして、バランスを観て、1時間くらい微調整しました。
薔薇の、花部分のところが、ちょうど作品の下の位置を合うようには調整してます(添付画像参照)。
■ 感想など
・以前より出展者が少なかったので、展示スペースは広めになった。
・ただそれにより、一人一人やりたいことが出来る、ということで、平均的なレベルは高くなっていた印象。
・そんな中で何かしら成果が出たのは嬉しい。
・(前回の表彰式で次も取るって言ってしまってはいたが…)楽しむのが大切。
・が、まあ、出展費払って出してるし…ってことで、出すなら何かしらは…くらいには心のどこかで思ってはいる(モチベ維持のために大切)。
・掛け軸だったり、A1の一撃必殺みたいなのでしか勝負出来ないって思っていた。
・今回のA3(額装あり)もいけるとわかったのは大きい収穫。
■ ルデコ
初めて自分で搬入して出した展示会が、認定展vol.3 at ルデコ。
モデルさんはセリーさんという素晴らしい方を起用したのに、何も成果なし。
今見ると、なんでこれを展示したのか…。
モデルさんは素晴らし過ぎるので、完全に私が悪い。
そんなところから始まった展示会、vol.5ではグランプリも撮らせて頂き、数々のいろいろな経験をしたギャラリー。
家からも徒歩圏内なので、今後別のギャラリーになるのは寂しさもありますが、このギャラリーで黒水は育ったような気がします。
ありがとうギャラリールデコ。