プラスポートレートSummer、閉幕しました

Written by 黒水 雪那
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プラポSummer無事に閉幕致しました。

今回は展示会名に「夏」が入っているので、ずっと展示したかったものを展示しました。

タペストリーにしたことで、会場のエアコンの風で揺れて、夏っぽさを出しております。

作品解説は以下に記載します。

■ コンセプト

「暑い夏でもずっと観てられる」
「涼しげ」
「海の家にありそう」

■ イメージ
夏と言えばポカリ。
メインはポカリに。
それを更に引き立てるモデルさんはどなたにしよう…
そうだな…小人村みゆさんというモデルさんにしよう

と、会議で決まり、みゆさんを起用し、ポカリの広告ポスターを撮影したら、こうなりました、っていうイメージの作品です!

■ 構図など
今回は、どこどこに何が仕込んである、〇〇の法則がある、とかは細かく入れてません。
ただ、やっぱり作品内の要素は、少なくなっているので、観た瞬間に印象に残りますね。

普段は暗めで、視線を逸らすことで、「ずっと観れられる」ものを表現しましたが、今回は明るめです。
明るいと、視線を逸らしていても、ちょっとしつこいかな?と思ったので、思い切ってずばっと鼻辺りで切ってます。

みゆさんを知ってる方は、みゆさんだなと分かりますが、「見えてない部分はどんな表情なんだろう」
みゆさんを知らない方は、「この方はどんな顔・表情なんだろう」

そんなものを、観る側にイメージされる作品です。
こういう切り取り方だと、目にも止まって立ち止まってくれるだろう、と思っていたのですが、後ろから見てたら、みなさん結構足を止めてました。うふふ。

私がよく作品に入れる要素で、左が未来、右が過去、というものがありますが、こちらも右側(=過去)を向いてます。

夏に、いろいろ過去を思い出している、というものも表現してます。

↑今回はこんな感じの、カロリー低めの設定です。まあ、基本、部分部分は意図があってそうしてます。

■ 作品の周りのポカリのラベル
これ、搬入の時に、ポカリ飲んでて、「なんか寂しいな…」って思って、張りました。
ボトルを貼ろうかなとも思ってて、やったのですが、すぐに落ちたので、諦めました。

左下は、敢えて付けてなくて、付けてない部分に感想ノートを置いてます。付けてない部分に視線をやるかな?と思い、そこに感想ノートを置いた感じです。

プラポは感想ノートが他の展示会より書かれるイメージなので、そういう位置にしてみました。

ちなみに2つの画像の境界線が145cmになってます。

■ 質問コーナー from ご来場者
・なんでポカリなんですか?
奥山由之さんリスペクトなんでw

・トリミングはしましたか?
してません。
した場合、トリミング前は、おそらく目にピントが合っているかなあと思うのですが、
その状態でこの作品の下のような構図で切り取ると、ピントがポカリと唇にきっと合わないです。
そういう意味でも、撮った時点で完成している、のが理想です。

・プリントの色合いは想定通りに出てますか?
まあまあかな。悪くはない。マット紙の方が好きかなあ。

・この展示が完成するまで、どのくらいかかってますか?
撮影したのは2021年5月です。
一か月前には大体準備開始してます。
作品が仕上がったら、部屋に一週間は飾って、飽きないか、観てて嫌にならないか、はチェックしてます。


以上です。

今後も定期的に出展する予定なので、よろしくお願い致します。

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